2017.03.17 “なんにもないから面白い”シュールな青春映画

青春ってきくと、部活に燃える日々や、甘酸っぱい恋愛、
なんだかキラキラしていて爽やかで眩しいイメージが浮かぶもの。

でもふと振り返ると実際あんなにキラキラしてたっけ?

壁ドンも顎クイもあったけ? なんて思うこともなきにしもあらず。

ていうか、そもそも青春ってなんだっけ!?と思っているそんなあなたに、
お勧めの青春映画を今回紹介します。

“ただただ放課後に「喋る」そんな青春”

(C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013
(C)2016映画「セトウツミ」製作委員会

今売れている演技派若手俳優“菅田将暉”と“池松壮亮”が演じる大阪の高校生、
瀬戸と内海の青春を描いた青春映画なのだが、ポスターにかいてある通り、


ケンカもない
部活もない
壁ドンもない

とにかく二人が放課後に「喋る」そんな青春映画です。
 
えっおもしろいのかな?と少しでも不安に思った人は安心していただきたい。
関西弁の緩いトークで繰り広げられるあのシュールな笑いと独特の間がきっと癖になることでしょう。

“舞台は大阪堺市”

ちなみに映画の撮影は、原作の舞台でもある大阪の堺市でほぼ行われました。

大阪ほど、にぎやかではないけれど田舎すぎるわけでもない“普通”の街。
でもそれがよりリアルで日常を表すのにピッタリの舞台となっているのかもしれませんね。

大阪出身の菅田将暉さんも
「人が生きていて、でも自然もいっぱいあって、生々しい。ちゃんと“普通”であったかい感じ」と語ったそう。

T-SITE NEWS (2016.6.24 14:00配信)
「池松壮亮、菅田将暉が語る“普通”の都市「堺市」の魅力とは?「セトウツミ」ロケ地を絶賛」
http://top.tsite.jp/entertainment/cinema/i/29472740/index

とにかく話す内容は“無駄話”なのにどうしてあんなにおもしろいのか。
でも映画を見ていると“ああこれが青春だ”と思い出すのではないでしょうか。

どうでもいいことにあんなに盛り上がったり、ただただ時間が過ぎていく放課後。

焦ったり、落ち込んだり、
忙しい毎日をふと立ち止まって自分を見つめ直したいとき、
おすすめの映画です。

記事作成者
吉永理沙(よしながりさ)
1997年生まれ。東京出身。法政大学国際文化学部在学中。
趣味は映画鑑賞、旅行。2016年11月よりWorld Theater Project(NPO法人CATiC)Filmeet事業部に参画。