4月21日に公開された『美女と野獣』や、アカデミー賞6部門を受賞した『ラ・ラ・ランド』など、近頃はミュージカル映画が話題。
「これらの作品がミュージカル映画デビュー」なんて方も多いのでは?
ミュージカル映画って面白い!もっとミュージカル映画を観たい!
そんな方のためにいくつか作品をピックアップ!もっとミュージカル映画が好きになること間違いなし♪
ミュージカル映画の王道!『雨に唄えば』(1952)

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1952年にアメリカで映画が公開されて以後、ミュージカル映画の傑作として世界的に知られるようになった本作。サイレント映画時代末期のハリウッドを舞台とし、そのなかでの人間模様を描いています。
特に主人公のドン(ジーン・ケリー)が雨の中、嬉しさいっぱいで歌って踊るシーンは映画史に残る名シーンと言われ、このシーンだけは知っている!という方も多いはず。
でも、古い映画はハードルが高い…と思っているあなた!実は映画『ラ・ラ・ランド』では、本作品へのオマージュも多いんです!そのシーンを探しながら観るのも楽しいのでは?

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ハッピーな女子会映画!『マンマ・ミーア!』(2008)

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2008年に公開された本作。舞台はギリシャ・エーゲ海の架空の島にあるホテル。
物語は結婚前日のソフィー(アマンダ・セイフライド)が、自分の父親候補3人に招待状を送ることからはじまります。
スウェーデン出身のポップ音楽グループABBAの曲をベースにし、2001年にブロードウェイで公開されたミュージカルを映画化しているので、「この曲知ってる!」が沢山あってそれだけでも楽しめます♪
親子の物語でもあり、結婚についての物語でもあり、そして何より、「女3人組って最高!」と思える女子会映画です。
楽しいだけじゃない!考えさせられるミュージカル映画『ヘアスプレー』(2007)

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最後にご紹介するのは本作。2作は「明るくて楽しくてワクワク!」な作品でしたが、本作はそれにプラスして社会問題についても「考えさせられる」良作です。
舞台は黒人差別の風潮がまだ色濃く残るアメリカ合衆国ボルチモア。
ダンスとおしゃれが大好きなビックサイズの女の子・トレイシー(ニッキー・ブロンスキー)が、自分の夢を追いかける過程で、「黒人差別」などの社会問題にも立ち向かっていきます。
とにかく主人公のトレイシーが天真爛漫なんです!
その強さや明るさに触れながら、自分はどうだろう?と改めて考えさせられるこの作品。ぜひ観ていただきたい一作です♪
いかがでしょうか?
すでに観ている作品もそうでない作品も、ぜひ観てもっとミュージカル映画の魅力に浸ってください♪