映画でお出かけ気分♪~関西ローカル線で起こる小さな奇跡の物語~

6月といえば梅雨。
雨の日が続くとつい外出するのが億劫になってしまいますよね…

そんな時は「おうちで映画!」という人も少なくないのではないでしょうか?

そんな皆さんに今回オススメしたいのが、
電車を舞台に様々な人間模様を描いた心温まるこの作品。

映画『阪急電車 -片道15分の奇跡-』(2011)

©2011 「阪急電車」製作委員会

原作:有川浩 出演:中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子ほか

〈イントロダクション〉
宝塚~西宮北口間を約15分間で走る、えんじ色の車体にレトロな内装の、阪急今津線。
その電車に、さまざまな「愛」に悩み、やりきれない気持ちを抱えながら、偶然乗り合わせただけの乗客たちがいた。

後輩に婚約者を寝取られたOL。
彼氏のDVに悩む女子大生。
息子夫婦との関係がぎくしゃくしている老婦人。
セレブ気取りの奥様たちとの付き合いに疲弊する平凡な主婦。
おしゃれな大学になかなか馴染めない地方出身の男女。
年上の会社員と付き合いながら憧れの大学を諦めきれない女子高生。

電車内という限られた空間で、それぞれの人生がほんのちょっと重なり合い、影響し合い、そして離れていく‐‐‐。
(映画『阪急電車』公式サイトより)

阪急電車は大阪梅田と神戸、宝塚、京都を結ぶ関西有数の私鉄のひとつ。
その中で、梅田駅と神戸三宮駅の中間にあたる「西宮北口」駅と宝塚線のターミナルである「宝塚」駅を結ぶ、

西宮北口、門戸厄神、甲東園、仁川、小林、逆瀬川、宝塚南口、宝塚

の計8駅からなる路線が、阪急今津線

実は私はこの沿線に住んでいるので、とても馴染みがあります!

この映画では、関西や阪急沿線に所縁がある豪華キャストが共演し、

実際に阪急今津線の駅や電車を用いた撮影が行われました。

作中ではそれぞれの駅で物語が展開されるのですが、
まさに阪急ユーザーである私がオススメする駅がこちら。

「小林」と書いて、「おばやし」

西宮北口へ向かう電車のなか、逆瀬川を出たところで老婦人の時江がOL翔子に「いい駅だから」と途中下車を勧めたのがこの小林(おばやし)駅。

今津線の中でも一際小さな小林駅ですが、ここで下車することで翔子はターニングポイントを迎えます。

穏やかでどこか懐かしい雰囲気が残る小林駅周辺には、
翔子が肉まんを食べた商店街や、着替えを購入したスーパーが実在します。

余談ですが、『阪急電車』原作者の有川浩さんは小林駅近くにある宝塚西図書館を訪れた際、
人気シリーズ『図書館戦争』を書くインスピレーションを得たそうです。

また、小林駅の構内には作中にも登場したツバメの巣が実際に見られます。

©2011 「阪急電車」製作委員会

しかし作中に出てくる巣はセットとして作られたもので、実際のものは少し違う位置にあるんですよ…!

是非一度訪れてみてほしい聖地巡礼スポットです。

終わりに

いかがでしたか?
この映画を観た後はきっと電車に乗ってお出かけしたくなることでしょう。

電車の中でも、たまにはスマホから顔をあげて、
乗り合わせた人達の人間模様に思いを馳せてみるのも面白いかもしれませんね♪

記事作成者
World Theater Project / 関西支部 新山沙樹