またあの夏に戻りたい!映画『グッバイサマー』

猛暑の日々が続く中、いよいよ夏休みの到来です。
今年の夏はどのように過ごすかもう決まっている方も多いはず。
でもふと思い返してみると、子供の頃は今よりもっと夏休みが楽しみで、何か特別なことが起きるんじゃないかってワクワクしていませんでしたか?
二度と戻れないあの頃の夏休み。あなたは覚えていますか?

そんな子供の頃ワクワクした夏休みを思い出させてくれる素敵な映画を今回ご紹介します。

忘れられない夏休み

©Partizan Films- Studiocanal 2015

画家を目指すダニエルの悩みは、中学生になっても女の子に間違われること。クラスメイトからはミクロと呼ばれて馬鹿にされており、恋するローラにはまったく相手にされていない…。そんなある日、クラスに変わり者の転校生、テオがやってくる。目立ちたがり屋で、自分で改造した奇妙な自転車を乗り回し、おまけにガソリンの匂いを漂わせるテオ。そんな変わり者の二人はやがて親友になっていく。そして14歳の夏休み。彼らは“ある計画”を考え付く。それは、スクラップを集めて〝夢の車”を作り、旅に出ることだった…。

この作品は、『ムード・インディゴ うたかたの日々』や『エターナルサンシャイン』など、
奇妙で美しい独特の世界観を持つ映像作家ミシェル・ゴンドリーの最新作です。

じつはゴンドリー自身が「この映画は100%僕の思い出からできている。僕が体験したことを元に冒険したかったんだ」と語る自伝的青春映画でもあり、だからこそ偽りのない青春が見事に描かれた作品となっています。

コンビネーション抜群!期待度高まる二人の少年

 

©Partizan Films- Studiocanal 2015

オーディンで見事に勝ち抜き、本作で主演を務めたアンジュ・ダルジャンとテオフィル・バケ(右がアンジュ・ダルジャン、左がテオフィル・バケ)。

息の合ったコンビネーションと見事な演技を披露した二人ですが、なんと本作品が二人とも映画初主演だそう。どちらも個性が強く、またどこか危うさを感じさせる難しい役柄をこなした二人の才能には驚かされます。

少年時代のきらめきと、大人への一歩を踏み出す少年たちのもどかしさを感じさせる二人の演技とその雰囲気にきっと心つかまれること間違いなしです!彼らの今後の活躍にも期待してしまいますね。

ちなみにダニエルの母親役には、『アメリ』で主演を務め一躍有名となったフランスを代表する女優、オドレイ・トトゥが務めています。そちらも必見です!

期待して、結局何も変わらなかったようで、じつは何かが変わっていた。
そんなあの頃の夏を誰もが一度は体験したはず。

あの頃輝いていた夏休みをきっとまた思い出させてくれる、青春ロードムービ。

ぜひこの夏、鑑賞してみてはいかがでしょうか?

記事作成者

吉永理沙(よしながりさ)
1997年生まれ。東京出身。法政大学国際文化学部在学中。
趣味は映画鑑賞、旅行。2016年11月よりWorld Theater Project / Filmeet事業部に参画。