『ブレードランナー2049』公開目前!前作のポイントを一挙おさらい

10月になり、そろそろ来年の手帳を買おうかなと思い始める季節になりましたね♪

先日私もそんなことを考えながら10月のページを開いてみると、ある映画の公開日がメモされているのを見つけました。

27日『ブレードランナー2049』

『ブレードランナー』といえばハリソン・フォード主演で1982年に公開された映画で、SF映画の金字塔とも称されています。

ついに今月末、その名作が35年の時を経てスクリーンに帰ってきます!

『ブレードランナー2049』
製作総指揮:リドリー・スコット『エイリアン:コヴェナント』
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ『メッセージ』
出演:ライアン・ゴズリング ハリソン・フォード 他

あらすじ
LA市警のブレードランナー“K”(R・ゴズリング)は、ある事件の捜査中に、
《レプリカント》開発に力を注ぐウォレス社の【巨大な陰謀】を知ると共に、
その闇を暴く鍵となる男にたどり着く。
彼は、かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、
ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、
30年間行方不明になっていた男、デッカード(H・フォード)だった。
いったい彼は何を知ってしまったのか?デッカードが命をかけて守り続けてきた〈秘密〉―
人間と《レプリカント》、2つの世界の秩序を崩壊させ、
人類存亡に関わる〈真実〉が今、明かされようとしている。
公式サイトより)

「前作観てないよ…」という人のためにも「前作観たけど内容忘れたよ…」という人のためにも、
今回は前作『ブレードランナー』(1982)のポイントをおさらいしながら最新作の予習をしちゃいましょう!

人造人間=レプリカント

この映画の中で重要なカギを握るのがレプリカントの存在です。
レプリカントとは人間の代わりに奴隷労働に従事するために製造された人造人間のことで、普通の人間とはほとんど見分けがつきません。
前作ではレプリカントが感情を持つようになったことで、人間と危険な共存関係を築くことになりました。

そんな危険なレプリカントを取り締まる役割を担うのがブレードランナーと呼ばれる捜査官たちです。

最新作でブレードランナーKを演じるのは『ラ・ラ・ランド』でも主演を務めたライアン・ゴズリング

©2017 Alcon Entertainment, LLC All Rights Reserved.

そして今作は前回活躍したブレードランナー デッカードも登場します。もちろん前作同様ハリソン・フォードが続投します。

©2017 Alcon Entertainment, LLC All Rights Reserved.

前作のラストでデッカードは女性レプリカント レイチェルと共に逃亡し、最新作では30年ぶりに姿を現します。
「デッカードは何故30年前忽然と姿を消したのか?」「行方不明の間いったい何をしていたのか?」
最新作を観るとその答えが見つかるかも?!

2019年→2049年

1982年公開『ブレードランナー』の舞台となったのは2019年のロサンゼルス。
環境破壊により大半の人間は宇宙に移住し、放射線で汚染され酸性雨が降りしきる地球には残されたわずかな人類と人造人間レプリカントが高層ビル群の中で生活していました。

最新作『ブレードランナー2049』ではタイトル通り、前作の30年後2049年のロサンゼルスが舞台となっています。
2049年のロサンゼルスはこの30年でさらに状況が悪化し、貧困と病気が蔓延しているのです。
さらにレプリカントを製造するウォレス社の陰謀により、人間とレプリカント、2つの社会の秩序が乱れ始め、人類は存亡の危機に陥ります…

この設定で注目すべきなのは、これらの状況が実際の社会問題を反映している点です。

前作が公開された1980年代は世界で二酸化炭素や光化学スモッグによる大気汚染が懸念され始めた時代でした。現在では世界で経済格差が広がり続けており、それにより栄養失調や感染症などの病気が常に世界に影を落としています。

さらに、近年の人工知能(AI)の著しい発展により、10~20年のうちに国内の職業のうち49%がAIやロボットに取って代わる可能性が高いとまで言われています。

SF映画とはいえ、私たちが考えさせられることも多そうです。

© 1982, 1991 The Blade Runner Partnership

小ネタ
前作『ブレードランナー』で舞台となった2019年のロサンゼルスのモデルになったのはなんと日本の新宿歌舞伎町。
監督を務めたリドリー・スコットが来日した際にヒントを得たのだとか。
作中で日本語が飛び交っていたり、日本語が書かれたネオンが光っていたりと日本人が観たらクスッとしてしまうようなシーンもチラホラ。
最新作でのロサンゼルスはどのように描かれているのか気になりますね!

いかがでしたか?
最新作は公開目前ですが、ぜひ前作もチェックして楽しんでください♪

記事作成者
World Theater Project 関西支部 / 新山沙樹