トークイベント:「大切な場所 ~映画館と銭湯と~」
はじめに
銭湯と映画館。
どちらも味わいのある個人店が減り続けています。
自宅で出来ることを、公共の場所で味わう。その魅力とは何でしょうか。
「サウナの梅湯」店主の湊三次郎(27)は、廃業危機にあった明治時代から続く銭湯の経営に乗り出し、銭湯で生まれるコミュニケーション文化を大切にしたいと活動を続けています。
一方、移動映画館の活動を行う「World Theater Project」代表の教来石小織(36)は、劇場のない貧しい地域の小学校を訪れ、小型プロジェクターとスクリーンで、世界のこどもたちに映画を届けています。
人が集い、ふれあいと共感を分かち合う場所。
銭湯と劇場は、実は似ているのではないでしょうか。
ふれあいの場が少なくなっていく現代で、その文化を大切にしたいと立ち上がった二人の対談が実現します。
当イベントが、皆さまにとって「大切な場所」となりますように。
日時
11月26日(日)12:30~17:00
会場(京都市内)
(1)サウナの梅湯(https://goo.gl/maps/dmDB9W9eoSS2)
(2)Lumen Gallery (http://www.lumen-gallery.com/index.html)
プログラム
【第一部】(12:30~13:30)
サウナの梅湯では、番台(店主)湊さんが伝える銭湯の魅力や守っていきたい文化を紹介頂きます。
◎登壇者:湊三次郎 (みなとさんじろう)
銭湯活動家を名乗り、「若者が銭湯に!」をテーマに銭湯にまつわる情報発信や、銭湯業界の活性化のための運動を行なっている。学生時代より全国各地の銭湯を700軒以上巡り、銭湯展を開催。アパレル会社に就職するも退職し、赤字経営だった「サウナの梅湯」の経営者に。都心から地方の銭湯まで幅広く再建させるために、現在は復活モデル作りに勤しむ。銭湯のことならなんでも聞いてください!!お気軽に!
http://workmill.jp/webzine/20170627_umeyu1.html
【第二部】(14:30~15:30)
場所を Lumen Gallery に移し、教来石さんからは「映画がこどもたちに届ける力」をテーマに、カンボジアでの活動紹介や、団体が製作したクレイアニメ映画『映画の妖精 フィルとムー』などについて、お話し頂きます。
◎登壇者:教来石小織(きょうらいせきさおり)
NPO法人 World Theater Project 代表理事。2012年より途上国の子ども達への移動映画館活動を開始。団体として4万人以上の子ども達に映画を届けてきた。日本武道館で行われた夢AWARD2015で優勝。WOWOW「映画工房」のサポートを受けたクラウドファンディングで支援を集め、上映権フリーのクレイアニメ映画『映画の妖精 フィルとムー(秦俊子監督)』を製作。東京国際映画祭(2017)で上映される。著書に『ゆめの はいたつにん』(センジュ出版)。TEDx ICU登壇など講演やメディア掲載多数。
【第三部】(15:50~16:50)
対談:「大切な場所 ~映画館と銭湯と~」
《登壇者》
湊三次郎 (サウナの梅湯)
教来石小織( World Theater Project)
森卓(コーディネーター)
入場料金(当日、現地にてお支払いください)
第一部 700円
第二部 700円
第三部 700円
一日券(フリーパス):1800円
学生券(フリーパス):1500円 ※学生証の提示が必要です。
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主催:World Theater Project、Japan-Laos Creative Partners
共催:サウナの梅湯
企画:Japan-Laos Creative Partners
企画&コーディネーター
《森卓(もりたく)》
77年生まれ。元料理人。8ヶ月間のアジア放浪を経て、01年よりラオスに移住。ラオス初の日本語情報誌「テイスト・オブ・ラオス」を創刊。ラオスでイベントや日本メディア(テレビ、雑誌、新聞など)のコーディネートを手掛けながら、日本ラオス初の合作映画『ラオス 竜の奇跡』を製作し、16年4月完成と共に帰国。http://saynamlai.movie