【イベント報告:北陸】金澤町家シネマ ~映画『0円キッチン』~-2018.1.27-

金澤町家シネマ第2弾!

2018年1月27日(土)に、金沢学生のまち市民交流館にて金澤町家シネマが開館しました。

ワールドシアタープロジェクト北陸が開催する、毎月1回の定期上映、『金沢の中心街に、映画で交流できる場所を』をコンセプトに、

12月からこの事業が始まっています。

前回は、12月の日曜日開催(イベントレポートはこちら)、今回は土曜日の開催です。

雪舞い散る町家

 

この日は大寒波が到来していた週末、会場の町家はすっかり雪化粧で覆われて、雪もちらちら降っていました。

「申込していた参加者の方々、来れるのかな?」不安とともに、この日は開館と同時、10時から準備を開始しました。

準備…

実は意外と準備が大変な、金澤町家シネマ。

お昼の部は、12時から受付で、前回は11時から準備して、初めての開催ということもあり、かなりギリギリとなりましたが、今回は勝手がわかっていたのですが、余裕をもって、10時から準備を行いました。会場までの案内表示を貼りつけたり、受付を準備していきます。

前回からのバージョンアップはこちら!

ワールドシアタープロジェクトのオリジナルキャラクター、『映画の妖精 フィルとムー』。東京本部からキャラクターのバナーが届きました!金澤町家シネマでは、映画上映や団体紹介を行うのですが、まだあまり大々的に紹介できていない『フィルとムー』、こういった形でみなさんへ知っていただき、今年の4月に行う予定の一周年イベントではしっかりとみなさんへ。紹介したいと思います。

また、この日は本当に寒かった…北陸支部のメンバーは代表1名、当日イベントの運営は、ギフトシネマ会員(寄付会員)の方で、お手伝いしてくれる方を『応援団』と呼ばせていただいているのですが、応援団の方が…なんともステキなものを…

ブランケットを持参してきてくれました…神対応!もはや、スタッフばりの気配りです…

準備が終わり、この日の上映は、映画『0円キッチン』

映画『0円キッチン』

この日の映画は、映画『0円キッチン』2015年にオーストリアで製作されたドキュメンタリー映画。

ゴミ箱ダイバーのダーヴィット・グロスがヨーロッパ5か国(オーストリア・ドイツ・オランダ・ベルギー・フランス)を自前の廃油カーで旅をして、廃棄食材からのみを使い、旅をする企画を撮影したもの。

欧州を中心に、消費主義社会への反抗として生まれた、このゴミ箱ダイブ「ダンプスター・ダイブ(Dumpster Dive)」

特に生活に困っているわけではないですが、若者など普通に生活している人たちがこういった活動を行っているんですね。

世界の食糧の3分の1は捨てられている。その一例として、ヨーロッパが取り上げられています。

ワールドシアタープロジェクト北陸は、映画(映像)を通して、いろんなことを北陸の方に知ってもらえる機会があればよいな、と思い、この金澤町家シネマを行っていて、そのコンセプトの1つに『社会課題』があります。ユナイテッドピープルさん配給映画にはそういった世界の問題を取り上げたものが多いので、いまは、そういった映画を上映しています。(もちろん、今後はそれだけに留めたくはないと思います。)

1分間の映像には、文字にすると180万文字に相当する情報が詰まっているそうです。映画を通じて、途上国の子どもにいろんな世界や情報を届けるのが僕らの活動で、それは途上国の子どもに限らず、映画を観る全ての人に当てはまる、『ワールドシアタープロジェクト』所以の活動でもあると思っています。

なので、特にこの映画について、団体や僕から特定の考えや意見などは発さずに、フラットな形でみなさんへ観てもらっています。だから、今回の場合で言うと、食料問題をさらに深堀するようなワークショップなどは行っていません。参加するハードルも上がってしまいますので。

みなさん、北陸で上映機会が少なかった映画ということもあり、非常に興味深く観ていらっしゃいました。

上映会を終えて

上映会の後は、団体紹介、そこから任意参加の懇親会(簡単に参加者同士でフリーのトーク)、映画の感想や、映画の話で盛り上がりました。この日は、雪もあってか、前回に比べると参加者は少なめでしたが、前回参加者の方がまた来てくれたり、ご友人を連れてきてくださったりと確実に広まっているなと実感しました。

本当にお足元が悪い中、ありがとうございました。

参加者の声

20代女性・学生
新しいことが知れたから。自分の中で別々にあった環境問題を繋げてもらえた
50代女性
世界の食料問題を知ることができた。少々ではあるが、子どもの貧困問題にかかわっているので、
40代男性・会社員
映画と活動を身近に感じることができました
10代女性・学生
0円キッチンの内容、自分の興味にあっていてとてもおもしろかったです。日本ではどうなのか、と思ってしまいました。

ご参加ありがとうございました!

映画の可能性

今回の映画は、社会問題を少しエンターテイメントチックに届けた映画でした。映画って、1つのテーマを色んな角度から伝えることができる。例えば、シリアスなものをコミカルに、シリアスなものをよりシリアスに、逆に、なんでもないことを大げさに見せたり。

どんなテーマかは映画によるけれども、どの映画も根底には、『何かを伝えたい』というメッセージがあると思っています。

今回はあるNPOの方が参加してくれたのですが、今回の『0円キッチン』はその方の活動にも繋がるものがある、と感じてくださいました。単なる映画の上映会かもしれないですが、ある人にとっては、その映画が『単なる映画』ではなくて、『自分の中で強く残るもの』になるときがあったりするのが、映画の魅力で、その映画から新たに何かが生まれるってことがあると思っています。

途上国の子どもたちに夢の種まきを!と私たちは活動をしていますが、どんな人であっても、映画の魅力をお届けできるそんな団体にしていきたいな、と改めて思いました。

今回の『0円キッチン』、いろんな方のご縁で、スピンオフ企画として、『石川0円キッチン』をすることになりました。ワールドシアタープロジェクト北陸が企画協力、実際の主催は食に興味のある有志(社会人・学生)で行う予定。ぜひ、楽しみにしていてください。(5月頃予定)

その際は、今回観れなくて個別にメッセージくれた方もいたので、リクエストで再度『0円キッチン』の上映も同時期に行います。

また、この『0円キッチン』の続編 『MOTTAINAI キッチン』が製作されています。しかも、ロケ地は、日本!

公開された後は、ぜひとも、金澤町家シネマでも上映したいなと思います。

◎次回の金澤町家シネマは、2018年3月10日(土)映画 『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』

私たちが着ている、服のコストにまつわる真実です:下記、詳細ページとなります。

金澤町家シネマ ~映画 『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』~

ワールドシアタープロジェクト北陸

金原