WTP youth自己紹介(亀井稜)

大学生、高校生の若いメンバーで構成されるWTP youth。メンバーたちに、なぜWTPに入ったのかなどインタビューを実施しました。
最初の回答者は、WTP youthの代表を務める亀井稜(かめい・りょう)です。

名前:亀井稜(かめい・りょう)
支部名:大学生関東支部
役職:WTP Youth代表
学校:中央大学
学年:3年
好きな映画(一本):レ・ミゼラブル

――WTPに入ったきっかけは何ですか?
大学一年生の春休み。せっかく大学生になったのだから、どこか海外旅行へ行きたいなと思っていました。その頃の自分はミニシアターブーム。都内各所のミニシアターを回って、名作と言われる作品や普段観ないタイプの映画など観ていました。

そんなある日、数多いミニシアターの中でも特にお気に入りのミニシアターで、ふと目に飛び込んでくる文字がありました。

「映画配達人になろう!」

それはWTPのスタディツアーのチラシでした。

自分の大好きな映画が、途上国の子どもたちのためになる。
せっかく海外に行くのなら、何か意義あることをした方が絶対いい。
今までボランティア活動に全くと言っていいほど興味のなかった私でしたが、映画という言葉に惹かれ、即申し込みました。

スタツアでの体験は一生の宝物になりました。
まさに私の大好きな映画『ニュー・シネマ・パラダイス』に出てくるような目をした子どもたちが教室中にいっぱい!
「初めて映画を観る子どもたちはこういう目をするんだ」と、一本の泣ける映画を観たような気持ちになりました。

映画のチラシラックに入っていた、たった一枚の紙が、私とWTPとの出会いです。

 

――映画に関する原体験はありますか?
映画は私にとって、必ず思い出と隣り合わせのものです。

家族揃って観に行った『Mr. インクレディブル』。ぽっこりお腹のスーパーパパと、細っそり痩せたスーパーママが、自分の両親にそっくり。
長男のダッシュに憧れて、「自分も水の上を走れるのでは」と思った小学生の自分。

母親と妹と観に行った『Disney’s クリスマス・キャロル』。まもなく『アバター』が公開されることから、当時は3D映画ブーム。家族3人3Dで映画を観ることに「お金高いなぁ」と少し母親に気遣うも、スクリーンから飛び出してくる映像にやっぱりワクワクせずにはいられませんでした。

中学生の時、所属していた陸上部の同期4人と観に行った『風が強く吹いている』。普段一緒に走っている仲間と、大スクリーンで人の走る姿を観るのはとても新鮮でした。いつもなら映画を観てよく泣いてしまう自分でしたが、この時ばかりは「泣いてはいけない」と心に念を押して観てました。

私にとって映画は、1つひとつ大切な思い出そのものです。

――世界中の映画を観られない環境に暮らす子ども達も映画を観られるようになったら何が起こると思いますか?あるいは起こらないと思いますか?
私は、1日の最初に映画を観る日は、その後いつもより幸せな気持ちで過ごすことが出来ます(映画にもよりますが笑)。
逆に1日の最後に映画を観る日は、その映画を楽しみにワクワクしながら過ごすことが出来ます。

世界中の子どもたちが映画を観ることが出来たら、世界に何か大きな変化が起こる!…ことはないかもしれません。
しかし映画のある生活によって、1日の中で少し楽しみが増えたり、映画の主人公に勇気付けられたり、はたまた映画から夢を見つけるかも、と思います。

もしかしたら、少しだけ今より幸せな生活を送ることが出来る子どもたちが増えるのではと思い、自分で夢を描いています。

――WTPユースの中で何を成し遂げたいですか?また、ユースを卒業するまでに、どんな自分になっていたいでしょう?
Youthが今後も長く続く継続的な団体になるよう、体制を整えることです。発足から約一年と、まだ走りたての若い団体ですが、日々成長し、大きくなっていく団体にすることができたらと思います。
自分自身としては、初めてWTPと出会った時に「この世界には映画を一度も観たことのない子どもたちがいる」ということを知った衝撃を忘れず、WTPの活動を通してさらに自分の世界を広げていきたいです。「映画は世界の窓」というように、私にとって「WTPは世界の窓」でした。これからもこの広い世界をもっと知っていくことが出来たらと思います。