【イベント報告:北陸】金澤町家シネマ ~映画『アレッポ 最後の男たち-LAST MEN IN ALEPPO-』-2019.9.29-

▼久しぶりの開催

2017年より北陸支部で取り組んでいる「金澤町家シネマ」、今回はかなり久しぶりの開催となりました。

会場はおなじみの「金沢学生のまち交流館」。

金沢市の中心部に建つ、大正時代に建てられた町家の土蔵です。

久々の開催ということで、会場にもうれしい変化が。

なんと、土蔵の入り口部分にしっかりとしたカーテンが設置されていました!

土蔵という環境のため、これまで明かりの入り込みや出入りには少し気を使っていましたが、今後はその心配も少なくなりそうです。特殊な会場ではありますが、歴史ある建物の中でゆっくり映画を観るという非日常体験は「金澤町家シネマ」ならではの魅力だと思っています。

▼この日の上映は…

この日上映した映画は、『アレッポ 最後の男たち-LAST MEN IN ALEPPO-』でした。
舞台は2013年、内戦下のシリアの都市・アレッポ。瓦礫と化す街で一人でも多くの命を救うため、決死の救助活動を行うホワイト・ヘルメット(民間防衛隊)に迫る衝撃のドキュメンタリーです。

昼夜問わず止まない爆撃の中、自らの家族がいながらも、銃弾などが飛び交う場所で人を救い続けたホワイトヘルメットの隊員たち。家族と逃げ、異国で難民として生き延びるべきか、それとも仲間や家族のいる故郷に留まり、変わり果てたが心安らぐ場所で死を迎えるべきか…。葛藤しながらも人々を救い続ける姿が深く胸を打つ作品です。

▼団体紹介
久しぶりの開催ということで、代表による団体紹介にも熱が入ります。
参加者の方からは、金沢だけでなく別の市町村での上映会の開催や、親子向けのワークショップ開催など、様々なアイディアをいただきました。そうした活動も、ぜひ今後実現していければと考えています。

▼参加者の声
今回はリピーターの方を含め午前の部に集中して6名の方にお越しいただきました。みなさんからいただいたアンケートをご紹介します。

40代男性・自営業
知らないことが知れたのと、父として考えさせられた。
60代女性・会社員
シリア難民のニュースはよく聞きますが、シリア国内がどんな状況なのか、全く知らなかった。
60代男性・会社員
平和の大切さを強く感じました。
60代男性・公務員
反体制側からの映画(ドキュメント)だが、現状がよくわかった。
50代女性・自営業
そうか、ここにシネマストリートがあったなと思い出しました。映画の内容は重かったですが、人って、パワーがあると改めて思いました。

さまざまなお声がありましたが、特に「知らなかった実情を知ることができた」という部分で、みなさんの心が動かされていたようでした。
映画という形だからこそ、日々のニュースでは何となく流して観てしまうような、世界の実情について深く考えることができるのかもしれません。

▼次回のイベントは

北陸支部としては久しぶりのイベントだった「町家シネマ」ですが、勢いそのままに来週から活動が目白押しとなっています。

10/6(日)協働と交流のつどい2019
金沢市役所の庁舎前広場で開催される市民団体・学生団体の集うイベントです。
北陸支部は、活動写真の展示やフィルとムーのオリジナルグッズの販売を予定しています。

詳細はこちら:
https://worldtheater-pj.net/2019/09/13/hokuriku-event-20191006/

そして、次回の金澤町家シネマは、2019年10月20日(日)
金澤町家シネマ〜映画『1日1ドルの生活-Living On One Dollar-』
56日間 56ドルの所持金で貧困を抜け出すことはできる?
豊かさを求めるのではなく、毎日を懸命に生き抜こうとするグアテマラの人々に生きる力を感じる作品です。

申込ページ:

今後も北陸支部をよろしくお願いします。