ご支援者さまへの大事なお知らせ –今後の活動方針–

NPO法人ワールドシアタープロジェクトでは、新型コロナウイルスの世界的流行を鑑みて12月、1月と今後の活動方針につきまして、団体にて話し合いを重ねて参りました。

今後の活動及び今後注力していく点につきまして、まとめましたものを皆さまにご報告申させて頂きます。

【ご報告の項目】
1.今後の展開について(海外事業・国内事業)
2.ご寄付について
3.新たな決意

【1.今後の展開について】

[海外事業]
◎途上国での移動映画館について

途上国での移動映画館は2022年9月まで休業
いたします。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、子どもたちの安全のため2020年3月下旬より途上国での移動映画館を休止しておりました。
このたび苦渋の決断ではございますが、正式に2022年9月まで休業とさせていただきます。

◎現地映画配達人について
移動映画館休業の間、現地映画配達人には日本の皆さまと現地を「つなぐ窓」として、現地のリサーチやリポートを行ってもらいます。

映画上映が彼らの生活の糧にもなっており、再開時に彼らの存在が欠かせないものですので、今後も皆さまからのご寄付を映画配達人にお渡しさせていただくことをお許しください。

現地リポーターの仕事を「映画配達人チャンネル」というタイトルで、Youtubeにて配信いたします。
メールやSNS等でもお知らせしてまいりますので、ご支援者の皆さまにはぜひご覧いただけましたら嬉しく思います。
https://www.youtube.com/c/WorldTheaterProject

また、代表メールアドレスへ本チャンネルのご感想やご要望をお寄せいただけましたら、
現地映画配達人の励みになります。
info@worldtheater-pj.net

◎海外事業に対する今後の動き
移動映画館再開に向け、以下のことに注力していく予定です。

①各上映国での映画に関するニーズの調査
支援国の郊外においても、スマートフォンやインターネットが急速に普及しております。
現地の方たちが以前よりも動画サービスなどを通じて動画に簡単に触れられるようになっている中、映画に関するニーズ自体も2012年の活動当初から変わっているため、現在のニーズ調査を行ってまいります。

②上映作品の拡充
今後多くの子ども達に映画を届け、夢を育んでもらうため、上記ニーズの調査を踏まえて作品の選定および拡充を行い、現地語への吹替も作成してまいります。

③ワークショップの改良
カンボジアでは映画上映前後にワークショップを行っておりましたが、子ども達にとってより良いものができるよう改良いたします。
また、カンボジア以外の上映国でもワークショップを導入できるよう準備して参ります。

④映画上映による効果の調査及び指標の検討
2012年の団体設立から8年以上が経過し、上映当時、小学生だった子どもたちも成長しました。映画上映が彼らの将来にどう影響を与えたか、その効果を調査していきます。
その効果を踏まえた上で、今後の効果指標を作成していきます。

上記進捗につきまして、月次報告等でも随時お伝え致します。

[国内事業]
◎方針
弊団体では途上国の移動映画館事業を支えるため、皆さまからお預りさせていただく寄付の他、イベントやグッズ販売を行っておりましたが、こちらは引き続き行ってまいります。
感染リスクを避けるため、イベントは主にオンラインにて開催いたします。
ご興味のあるものがございましたらご参加いただけますと幸いです。

◎各支部の活動について
関西/北陸/中国支部など国内に3拠点ある支部においても、引き続き活動を続け、各支部での新しい取り組みなど今後皆さまにご案内していきます。

【2.ご寄付について】

◎ギフトシネマ会員のおやすみ制度について
この度、弊団体の継続寄付会員制度「ギフトシネマ会員」のおやすみ制度をつくりました。

活動は今後も続けてまいりますが、2022年9月までの移動映画館休業中は、
子どもたちが映画を楽しむ姿をご報告することができません。

そのため、移動映画館休業中のご寄付をお休みされたい会員さまがおられましたら、
以下のフォームよりお申し出いただければ、再開の日までの寄付を停止させていただきます。
https://forms.gle/znGuiQXjSzT8TWqU7

どうかご遠慮なくお申し出いただければと思います。


◎移動映画館再開までのご寄付の使い道について

移動映画館休業の間にお預りさせていただくご寄付は、
現地映画配達人への継続的なサポート、上映作品の拡充、
ワークショップ開発の制作費に充てさせていただきますが、
多くは再開時の移動映画館の活動資金とさせていただく予定です。

また、まだ予算を組んで詳細をお伝えできる段階にはございませんが、
カンボジアの村に暮らす家族への映画のデリバリー、
子ども達をオンラインでつなぐ上映会なども模索中でございます。
ご寄付は大切に、すべて子ども達のために使わせていただき、
年次報告にてご報告させていただきます。

【3.新たな決意】
新型コロナウィルスの影響で世界的に暗いムードが漂っていますが、この活動を通して少しでも明るいニュースを皆さまに届けていきたいです。
今の状況において「不要不急の活動」であるか否か、様々なモノに対する判断基準がその基準のみで取捨選択されてしまっている気がしてなりません。
映画が文化として日本や海外においても普及し、これほど根付いたのは単なる娯楽にとどまらず、人々に多くの影響を与えていたからだと信じています。

「ワクチンや食料は生きるための手段、映画や本は生きる目的を与えてくれる。」
今こそ私たちの活動の真価が問われていると強く感じています。

今後も活動を絶やすことなく続けていき、移動映画館再開後により多くの子どもたちに映画を届けるため
どうか私たちの活動について引き続き、ご支援をいただけますと大変嬉しく心強く思います。

2021年1月31日
NPO法人World Theater Project メンバー一同