大塚商会様による「ハートフル基金」(2022年度)の公募助成におきまして、World Theater Projectの「緊急下の子どもの心のケアに向けた映画配達ギフト事業」が採択されました!
本事業は、ウクライナの戦禍から逃れ心理的な傷を負った子どもたちに、映画体験というギフトを贈り、心のケアの支援を行うものです。
現地の支援団体やNGOと協力し、避難所や学校などでの映画体験を提供することで、子どもたちに日常・普通であるという感覚や、充実感につながる機会の提供を目指します。
今回、ハートフル基金様より、事業の諸活動費として30万円のご支援をいただくこととなりました。心より感謝申し上げます。
本事業の活動状況については、今後またご報告させていただきます。
【概要】
World Theater Projectは、2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻により傷つく子どもたちの姿を見て、映画を通じ、緊急下の子どもたちに対する貢献ができないかと考え、本事業を発足いたしました。
2022年6月1日には、ポーランドに避難したウクライナの子どもたちへのイベントにてシアタールームを設置していただき、上映作品の提供と、その場で遊べる迷路や間違い探しなどの印刷用データを作成しお送りしました。
上映中、子どもたちは席を離れることなく集中して映像に見入っており、戦禍から逃れた子どもたちがひと時でも前向きな未来志向を持ち、心理的な安定を感じる時間になったことと考えています。
(「ウクライナの子どもたちにできること」活動報告については、こちら)
昨今、戦争や災害を体験した子どもの心のケアに際し、映画が有する効果が期待されつつあります。
World Theater Projectが培ってきた映画上映のノウハウや子ども向けの映画作品コンテンツを活用し、子どもの心理的外傷やトラウマからの早期回復に貢献したく思っています。
ウクライナ支援のみならず、今後世界各地で発生しうる災害や紛争、戦争などによる人道支援現場にて、緊急下にある子どもたちの心のケア活動に活用されることを目指します。
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