こんにちは!
World Theater Projectの亀井です!
いつの間にか今年もあと2ヶ月を切っており、少し寂しいような、年末年始が楽しみのような、そんな心持ちをしております。
さて今回は、2018年11月13日に開催されました、ユナイテッド・ピープル様配給映画の上映会をレポートさせていただきます!
オシャレできれいな夜景が見える…!ステキな会場
今回のイベントで会場をご提供くださったのは、光のメーカー ウシオ電機様。
広告代理店の株式会社アンビシャス様が弊団体とウシオ電機様とのご縁をおつなげくださり、
ウシオ電機様の夜景が見える会場をお借りしてイベント開催できることになりました!
会場である17階から見る夜の東京駅近辺の夜景は、とてもきれいでした。
ウシオ電機様は、半導体や液晶テレビをつくる光、街を照らす光、人や動物を治療したり検査する光などなど、様々な光の製品を扱う企業様です。
そしてなんと!その幅広い製品のラインナップは映画関連にまで伸びており、映写機やプロジェクターも作られているのです…!
「光をあかりとして、エネルギーとして」活用し、暮らしを豊かにするウシオの 「光ソリューション」を分かりやすく紹介する空間、「USHIO COMMUNICATION LAB」では、映像エリアでは最新大型プロジェクターを利用して、 インタラクティブに光の機能やアプリケーションを体感することができます。
こちらの写真は、上映会場に向かうときに通るUSHIO COMMUNICATION LABで、
弊団体の製作映画『映画の妖精 フィルとムー』をプロジェクションマッピング用のプロジェクターで流していただいたときの様子です!
映像もとても鮮やかで映画の中に入り込めそうでした!
そんなステキなウシオ電機様の会場で、今回は映画上映会とトークセッションを開催させていただきました!
司会は弊団体がかねてよりお世話になっていて、ギフトシネマ会員としても活動を応援してくださっている秦野優子さんです!
秦野 優子(はたの ゆうこ)
平日会社員、週末はパラレルキャリアとして、都内のコミュニティFMでラジオパーソナリティ・レポーターとして活動中 。
グリー、リクルートを経て2018年よりTiger spike(株)で人事と広報を担当。
当日は突然のトラブルにも柔軟に対応してくださり、素晴らしいトーク力でつないでいただきました…!
この場をお借りして、本当にありがとうございました!
島での暮らしを「映画」で知る
弊団体は2018年7月より、社会課題を扱った映画作品を配給してらっしゃるユナイテッド・ピープル様のご協力で、「映画で世界を知ると、途上国の子どもたちに映画がとどく」取組みをはじめています。
▼プレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/199813
今回上映した作品は、ユナイテッド・ピープル様配給の『ハッピー・リトル・アイランド』という作品。
<あらすじ>
ギリシャは2010年頃からの経済危機で3人に1人は貧しく、若者の半分は無職となった。職を失い、希望を失った“ロストジェネレーション”と呼ばれる若者たちの多くはギリシャを離れ、海外に逃れたいと思うようになる。そして一部は僅かな希望を抱き、田舎を目指して移住した。
IT関連の仕事をしていた35歳のトドリスも彼女のアナとギリシャの離島でどこかミステリアスな島・イカリア島に移住した。自給自足的で経済危機とは無縁なイカリア島で彼らは飛び切り元気で長寿な老人たちと出会い、人生を楽しむコツを学んでいくが・・・
生まれた時から首都圏で暮らしてきた私にとって、このような島での生活は全くかけ離れたもののように感じました。
けれども映画を観ていると、「島暮らし」に魅力を感じずにはいられません。
何でもあると思う都会にないものが、そこにはあるような気がしてきます。
なんとこの日、東京キリン株式会社様がドリンクをご協賛くださいました!
この日ご協賛くださったのは、映画にちなんだハーブティー!
『キリン 世界のKitchenから 冴えるハーブと緑茶』です!
世界の長寿研究プロジェクト「ブルーゾーン」がイカリア島で発見した長寿のための7つの教訓のうちの一つにもなっているのです。
<7つの教訓>
・ヤギのミルクを飲む
・歩く(イカリア島は丘が多く高低差がある)
・地中海料理を食べる
・ハーブティーを飲む
・昼寝する
・たまに断食する
・家族や友人との時間を大切にする
東京キリン株式会社様はWorld Theater Projectへの寄付型自販機を設置くださるなど、かねてより大変お世話になっている企業様です。
映画に合ったドリンクのご協賛、本当にありがとうございます!
トークゲストは「親子島留学」中の出版社社長
みなさん、「親子島留学」という言葉を耳にしたことがありますか?
私はこのイベントで初めてその言葉を聞きました。
今回のイベントでは、『ティール組織』や『イシューからはじめよ』など数々の名著を出版している英治出版様から、代表の原田英治さんをお招きしてトークセッションを開催させていただきました。
原田さんは、奥さまと小学生の息子さんと一緒に3人で、地方創生の先進地として知られる島根県隠岐諸島の海士町に行き、既に8ヶ月になるそうです。
島へ行く目的は、会社の理念を追求するための新たな未来像を探求すること。
ご自身も都内で島での生活を語ることはほとんどないそうで、今回は大変貴重な機会でした。
トークゲスト:
原田英治(はらだ・えいじ)
英治出版株式会社代表取締役。1966年、埼玉県生まれ。
慶應義塾大学法学部卒業後、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)入社。家業の印刷業などに従事した後、1999年に英治出版を創業。「誰かの夢を応援すると、自分の夢が前進する」をモットーに、主にビジネス書・社会書の分野で、人・組織・社会のポジティブな変化につながる書籍を発行。匿名組合契約を活用したプロジェクト型出版方式「ブックファンド」の運用など、既存の出版業界にはなかった取り組みも展開。2018年3月より、島根県隠岐郡海士町に親子島留学中。一般社団法人アショカ・ジャパンアドバイザー。公益財団法人AFS日本協会評議員。第一カッター興業株式会社社外取締役。趣味はトライアスロンと囲碁。
島での暮らしを「生の声」で知る
映画の余韻も冷めないなか、原田さんに島で生きることについて語っていただきました。
「島」は全体がコミュニティガーデンだそう。
都会へ戻ってくると、会社へ行くまでの間に人に話しかけられることはほとんどなく、少し寂しい気持ちになることも。
ときには車でも止まって二言三言挨拶がわりに話すこともあるという島での生活では、島民の温かみのある包容力を感じるそうです。
無縁社会と叫ばれる昨今、人とのつながりを大切にする島暮らしには、学ぶべき点が多いように感じます。
サザエを取ったり、たけのこを取ったりなど、島での自給自足に関しても話は広がりました。
私たちのように島暮らしを経験したことのない人たちは、どうしても「自給自足」と聞くと、「自分の力で毎日生きること」のように考えてしまいがちです。
しかし実際の島暮らしでは、物を送り合うことがとても大切なことだそうです。
お金を介さないで物々交換をするため、等価交換という考えもあまりせず、お互いがお互いのために物を送り合い、感謝の心を忘れずに毎日を過ごす、ということを強く話されていました。
頼り合う心というのは、都会でももっと大切にされるべきことのように感じます。
島での生活を観て聞いて、自分の生活を振り返る。
「明日は今日よりももっと人とのつながりを大切にしてみよう」と感じることのできる、とてもステキな夜のひと時でした。
会場をお貸しくださったウシオ電機様、ハーブティーをご提供くださった東京キリン株式会社様、司会の秦野優子さん、そして英治出版原田社長、
本当にありがとうございました!
原田さんが英治出版オンラインで連載中の記事、「離島から会社を経営する」は必見です!
https://eijionline.com/m/m95b16151149f
World Theater Projectはこのように、定期的に映画上映会などのイベントを開催しております!
次回も、お楽しみに!
World Theater Project
亀井
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