WTP史上2回目のオンラインイベントを開催致しました!

今回のイベントは入退場自由ながら、
全プログロムを通しでご参加いただく場合は4時間にも及ぶ長丁場。
にも関わらず、国内外からたくさんの皆様にご参加頂き、応援を頂きました。

ご参加頂いた皆様、とても楽しい時間をどうもありがとうございました!

挨拶

イベント冒頭では、代表の教来石からご挨拶と今後の活動に対する決意を報告致しました。

メンバーで話し合いを重ねながら決定した、途上国現地での移動映画館休業のご報告。

団体の主軸であった移動映画館事業に関してこのような報告をお伝えするにあたり、
教来石やメンバーもネガティブな気持ちに流されてしまいそうな時がありました。

しかしながら、継続してご支援を頂いている皆様やイベントに興味を持ってお時間を割いて下さった皆様に、
ありのままの現状と、移動映画館再開に向けてのさらなる団体の発展について、素直な言葉で発信致しました。

カンボジア編

続いてカンボジア編では、
北陸/関西支部代表でインディージョーンズシリーズファンの金原と
カンボジア駐在経験があるオードリー・ヘップバーンファンの大西がMCを務めました。

現地で活躍する映画配達人3人をムービーでご紹介。

当日の自己紹介ムービーは、WTPのYouTubeチャンネルでご覧頂けます。

カンボジア映画配達人自己紹介ムービー

3人の個性とWTPの活動に参加するに至った経緯、
映画配達への熱意が伝わってくるWTPメンバー力作のムービーです。

フリートークでは参加者の皆さんから頂いた質問を中心に、
現地で子どもたちや学校の先生に人気のある上映作品、
一番記憶に残っている映画配達経験、
クメール語から日本語字幕を作成するまでの苦労等のエピソードをご紹介致しました。

バングラデシュ編

バングラデシュ編は、
昨年夏のオンラインイベントでも大好評だったコンビ・映画配達人の原田夏美さんとMC:山中でお届け。

アイスブレイクのクイズには、参加者の皆様がチャット欄を大いに盛り上げ、
和気あいあいとしたムードを作って下さいました。

実際の映画配達は、片道10時間近くをかけて夜行バスに乗り、
大重量の大荷物を背負ってボートやいかだで湖を渡ったり、
竹で出来た脚がすくむようなか細い橋を渡る様子を動画や写真を交えてご紹介。

現地の臨場感と夏美さんの苦労がひしひしと伝わって来ました。

子どもたちのキラキラとした表情の他にも、
難民キャンプで外出可能ぎりぎりのエリアまでスクリーンを運ぶのを手伝いに来てくれる少年や、
小学校の先生、子ども達の母親がご飯をごちそうして下さる温かいエピソードも印象的でした。

日本では英語音声の作品には日本語字幕が付くことは当たり前ですが、
バングラデシュでは字幕は付かず内容が理解出来ない事もあると言います。

夏美さんの「映画の配達だけが移動映画館事業ではない」という想いに基づき、
子どもたちが母国語を楽しみながら学べる吹替版を作る様子もムービーでご紹介致しました。

数々の逆境にも負けず、つらい経験が新しい夢に繋がるという信念のもと、
心を教育できる活動を今後も続けていくという夏美さんの力強い言葉に、
私たちが日本から出来る支援を考えさせられました。

懇親会

そして懇親会にはWTPイベントの常連様はもちろん、
イベント初参加の方もご参加頂きました!

乾杯のスタートと共に、カンボジア・バングラデシュ・WTPについて、
興味のある部屋をまわりざっくばらんな懇親を楽しみました。

本来であればメンバーが仕切るべきところでしたが、
設立当初から長らく支援して下さっている支援者様のWTP愛溢れる有り難いお話や、
WTPメンバーとしての活動参加希望の申し出等、終始参加者の皆さんに助けられ、
あっと言う間の1時間でした。

最後にWTPに縁の深い参加者の皆様から、
2021年の抱負を伺い(突然の振りにも関わらずありがとうございます)ました。

WTPメンバーにとって、この一年は今まで継続して行ってきた活動が出来ず心苦しい気持ちといつまでこの状態が続くのか不安を抱えながら、今できる事に向き合い活動を継続して参りました。

今回のイベントを通じて、多くの参加者の皆さんが興味を持って申し込みしてくださったこと、
イベント中にチャットで頂いたたくさんの励ましのお言葉、
懇親会で頂いた応援は今後の活動の糧になります。

皆様に楽しんで頂きたい想いで企画したイベントでしたが、
メンバーにとっては参加頂いた皆様に温かい手で背中を押して頂いた一日でした。

後日、Youtubeチャンネルにイベントの動画をアップします。
WorldTheaterProject YouTube

次回は、3月にお勧め映画をプレゼンし合うオンラインイベントを、
北陸・関西・中国支部メンバーが連携して企画致しました!

また皆さんに画面越しでお会いできますこと、心待ちにしております。

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP